食育 ・ 給食の放射性物質対策



  安全・安心な給食をめざして

蒲郡あさひこ幼稚園では、「食育」についての取り組みを積極的に推進しています。
平成21年度には蒲郡市と連携し、「食育モデル園」として幼稚園での食習慣確立のための活動を行いました。


給食を食育としてとらえる

近年、子育てや教育の場での食の問題が多く語られるようになってきています。
社会情勢の中で、日本人の食生活が多様に変化し、
好ましくない食環境が子どもたちのいろいろな育ちや教育の場に現れて、
改善の取り組みが急務となっています。
そこで本園では、幼児期の食のあり方を日々行われる給食において考え、意識化し、改善の方法を探ってきました。
しかし、食の問題は継続して取り組むべき大きなテーマです。
来年度以降もより良い給食を目指して、この取り組みを続けていこうと考えています。


蒲郡あさひこ幼稚園の給食について

 理想的にいえば、園内に給食を作る施設を作り、それを食べるのが一番だと思います。
しかし衛生面、0−157問題、良い食材を仕入れるルートなど、
園で行うには様々な問題があるのが現実です。
そこで本園では、同じ思いの給食業者と様々な話し合いを重ねて、
独自の給食形態をとっています。

@  給食食材はできる限り県内産を基本とする(地産地消)。
    また、安全・安心を第一に考え、食材の具体的な産地情報を提供するようにしています。
特に肉や海産物については、地域情報に留意しています。
(放射性物質による汚染の問題については「放射性物質対策について」をご覧下さい)

A  家庭と同じ配膳にする。
    業者からのお弁当形式ではなく、クラスごとに食缶で配達されます。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たく保てる特別な容器に入っており、
それを担任がそれぞれの食器に盛り付けていきます。
子ども一人ひとりの食欲やその日の体調を考えて配膳します。
年長になると子どもたちが自分で盛り付けます。

B  地産地消の観点からメインは米飯です。
それに伴い、みそ汁やスープ、牛乳が付きます。
時には、麺類やパン、丼物の日も加え、バラエティーに富みますが、
グルメ指向になることのない伝統的な手づくりの食事を目指しています。


放射性物質対策などについて

蒲郡あさひこ幼稚園では、東日本大震災による福島第一原子力発電所事故によって
流出した放射性物質が子どもに与える影響を、とても重大な事と考えています。
特に子どもは放射性物質の影響が大人の10倍とも言われており、
長期的な子どもの健康を考慮するならば、
放射性物質に汚染された食物を食べる事による内部被ばくは出来る限り避けたいところです。
一般にはあまり報道されなくなってきましたが、
国や電力会社による対策は、まだまだ安心できるレベルには至っていないと考えています。
そこで、蒲郡あさひこ幼稚園では給食について以下の対策をしています。

@ 食品の原産地を事前にチェックしています

献立作成時点で発表されている放射性物質拡散情報などを考慮し、
出来る限り安全な地域の食材を使用するようにしています。

A 原材料の選定
地域を選定するのはもちろんですが、原材料も食品の種類によっては、
放射性物質の影響を受けやすい材料、受けにくい材料などがあります。
したがって、献立作成時には放射性物質の影響を受けにくい食材を使用するようにしています。

B 直接検査の体制
産地指定なども重要ですが、何よりも直接そのものを検査することが大切であると考えます。
本園がお願いしている給食業者さんには、高度な放射能測定機器を導入していただき、
毎日、配送前に放射能測定を実施していただいております。
安心安全をより確実にするための対策です。
この検査結果については、毎日業者さんのHPで公表しています。
また、給食そのものの写真も毎日公開しています。
本ホームページの「給食ブログ」をご覧ください。

C 牛乳の安全性の確認
牛乳に関しては特に注意をして安全性の調査をしています。
乳牛の生産地を始め、飼料の生産地、出荷される前の生乳の放射性物質の検査結果等も
業者から直接取り寄せています。
そして、安全性の確認がとれた牛乳を使用するようにしています。
(本園でも直接測定センターに持ち込んで、検査、確認をしています)

D トランス脂肪酸ゼロのカレーを提供
トランス脂肪酸はマーガリンやショートニングなどに含まれ、健康への悪影響が指摘されています。
そのため、本園では業者に依頼して、トランス脂肪酸を含まないカレーを開発していただき、
子どもたちに提供しています。(昨年度、中日新聞などで報道されました)


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